櫻井勝之（1991年1月2日生まれ、東京都出身）は、2011年にプロ転向した実力派プロゴルファーです。10歳でゴルフを始め、中学時代に単身渡米。帰国後に明治大学に進学し、アマチュア時代には数々のタイトルを獲得しました。特に2010年には「日本学生ゴルフ選手権」、2011年には「日本アマチュアゴルフ選手権」を制し、両タイトルを獲得した史上11人目の快挙を達成しました。また、ツアーでは3度のローアマチュアを獲得するなど、アマチュア時代からその名を馳せました。

プロ転向後は、持ち前の300ヤードを超えるロングドライブを武器に活躍するも、度重なる怪我に見舞われ、一時はゴルフから離れて飲食店経営を学ぶなど異色のキャリアも持ちます。しかし、再びゴルフへの情熱が再燃し、ツアープロとドラコンプロの「二刀流」を目指して復帰。2022年にはドラコン競技の「ロングドライブ世界選手権」で日本代表に選ばれ、世界の舞台でプレーしました。ツアーでも、2023年に「日本プロ」で6年ぶりに予選を通過するなど、再び活躍の場を広げています。