2026/01/12 11:08
アマゴルファー 山下 大介(やました・だいすけ)
アマチュアゴルフ界で今、最も注目を集めている実力者の一人が山下大介(やました だいすけ)選手です。1990年11月20日生まれ、長崎県出身。身長165cmと小柄ながら、粘り強いゴルフと卓越したパッティング技術を武器に、数々のタイトルを手にしてきました。
山下選手のキャリアを語る上で欠かせないのが、劇的な復活劇と圧倒的な強さを見せた「優勝」の記録です。
圧倒的な完全優勝:2025年 日本ミッドアマチュアゴルフ選手権
山下選手のキャリアにおいて最大のハイライトと言えるのが、2025年に愛媛県の滝の宮カントリークラブで開催された「第29回日本ミッドアマチュアゴルフ選手権」での初優勝です。25歳以上の社会人ゴルファー日本一を決めるこの大舞台で、山下選手は異次元のプレーを披露しました。 初日から首位を走ると、3日間一度もその座を譲ることなく、通算10アンダーでフィニッシュ。2位に「8打差」という記録的な大差をつける、文句なしの完全優勝を成し遂げました。特に最終日の18番ホールではバーディで自ら優勝に花を添え、本人も「ピンチらしいピンチがほぼなかった」と振り返るほど、パッティングのタッチが冴え渡った完璧な内容でした。
学生時代から築き上げた華々しい実績
この「日本一」の称号は、決して偶然ではありません。山下選手は学生時代から九州を代表する強豪プレーヤーとして知られていました。 長崎国際大学時代には、「九州学生ゴルフ選手権」で2011年、2012年と連覇を達成。その他にも「西日本新聞社杯争奪九州学生」や「麻生杯争奪九州学生」など、数多くの学生タイトルを総なめにしました。2013年には「長崎県アマチュアゴルフ選手権」でも優勝を飾っており、地元・長崎の期待を背負って戦い続けてきました。
一時のブランクを経て、不屈の精神で再び頂点へ
山下選手の経歴で特筆すべきは、一度ゴルフから離れた時期がある点です。社会人となり仕事が多忙になったことで、2016年頃に競技生活を中断。しかし、2022年に再び競技の世界へ復帰します。ブランクを埋めるべく練習を重ね、復帰からわずか数年で「日本ミッドアマ王者」という最高の形で復活を遂げました。
現在は長崎カンツリー倶楽部に所属。仕事とゴルフを両立させながら、次なる目標として「日本ミッドアマ2連覇」を掲げています。謙虚な人柄ながら、勝負どころで見せる鋭い集中力と、精密機械のようなパッティングは、多くのアマチュアゴルファーの憧れとなっています。九州から全国へとその名を轟かせた山下大介選手は、今後も日本のアマチュアゴルフ界を牽引していく存在であり続けるでしょう。
最終更新日:2026/01/12
